「リデュース(ゴミ抑制)・リユース(再使用)・リサイクル(再生)」の「3R」を耳にすることも多くなりました。日本は「循環型社会」実現を目指す「エコ国家」としてこの3Rを推進しているのです。さて、「リサイクル」といっても様々な方法があります。
ただし廃棄物は素材毎に分別しなくては「埋立・焼却」という方法しかありません。地道で手間のかかる作業ですが「手分解・手分別」こそ「ゼロエミッション(埋立て・焼却0%)」→「100%リサイクル」を可能にする唯一の方法だと三電は考えます。
三電は創業30年、様々な廃棄物に出会ってきました。そして様々な企業と契約することで、処理困難物も「埋立・焼却」せず「リサイクル」する方法を導き出したのです。この「リサイクルネットワーク」は、全て「フロー図」にして公開しております。それは廃棄物に対する責任感と共に、お客様にリサイクルの素晴らしさを理解して頂きたいという情熱からしていることです。蛍光灯には水俣病の原因物質である「水銀」が含まれていることをご存知ですか。法律上は破砕して埋め立てることは問題ありませんが、本当にそれで良いのでしょうか?蛍光灯は電気代削減になりますが、処分コストまで考えが至らないのが現状ではないでしょうか。三電はJFE環境㈱で蛍光灯の100%リサイクルをしています。昨今、食品偽装・耐震偽装など企業倫理から事件に発展することが多いですが、「廃棄物に責任を持つ企業」こそ日本の将来を支える優良企業の資質だと思います。